
レディースアパレルの企画・製造・販売を行うディープサンクスは、令和6年能登半島地震の復興支援として、能登高校魅力化プロジェクト、能登町定住促進協議会の協力のもと、12月20日(土)に石川県能登町役場にて、能登町在住・在勤の女性を対象に最新秋冬服を無料で提供する「能登町応援、最新レディースアパレル無料プレゼント会!」を開催する。
ファッションを通して被災地の女性に笑顔と輝きを
震災から時間が経過し、被災地のフェーズは「避難・生存」から「生活の質(QOL)の回復」へと移行しつつある。
しかし、復興業務や家事・育児に追われる女性たちの多くは、自分自身のケアや衣服の購入を後回しにしている状況が続いているのでは、との思いから、ディープサンクスは自分たちにできる等身大の支援は何かと考えた。その結果、ファッションを通して被災地の復興を支える女性たちに、笑顔と輝きを提供できないかという考えに至ったという。
そして、現地の状況や実施に至る調整までを含め、能登高校魅力化プロジェクト、能登町定住促進協議会が協力し、「能登町応援、最新レディースアパレル無料プレゼント会!」を実施することになった。
衣服の提供に留まらない「心の交流」を目指す
「能登町応援、最新レディースアパレル無料プレゼント会!」では、役場の研修室を「レディースアパレルショップ」に変身させ、色とりどりの最新アパレル約100点を陳列し、高揚感と非日常感を演出。
また、単に商品を置いて持ち帰ってもらう形ではなく、ディープサンクスのデザイナーが常駐し、「どんな色が似合うか」「手持ちの服とどう合わせるか」などのファッション相談にも応じ、会話を通じて来場者の笑顔を引き出し、ソフト面の支援も重視して実施される。当日は、能登高校の人々も手伝い、アパレル業界や社会課題解決に関する関心を深めていくという。
最新秋冬アイテム約100点を用意
「能登町応援、最新レディースアパレル無料プレゼント会!」で提供される衣料品は、ECサイト等で販売されている「LIAN(リアン)」「hellam(ヘラム)」「Mili affinity(ミリアフィニティ)」の3ブランドを中心とした新品・良品。自社サイトやZOZOで販売中の最新秋冬アイテム約100点(総額約88万円相当)を用意する。
これは、アパレル業界の在庫活用(サーキュラーエコノミー)の観点も含めて、企業資産を社会貢献へ有効活用する取り組みでもある。
震災発生から約2年が経過しているが、甚大な被害の爪痕はまだまだ深く、被災地では幅広い分野での支援が必要だ。ディープサンクスでは、時間の経過とともに支援の輪が小さくならないよう情報発信をすることも大切な役割であるとの思いから、今回の取り組みに関する発信を行ったという。
ディープサンクスの取り組み
ディープサンクスは、主に20~30代の女性をターゲットに、「LIAN」「hellam」「Mili affinity」の3ブランドを展開。ZOZOや自社サイトなどのECサイトを中心に、トレンドを取り入れたアパレル商品を企画・製造・販売している。
また、社会課題となっているアパレル廃棄抑制と物価高に苦しむ大学生の生活応援を目的に、アパレル企業の過剰在庫を大学生に格安販売する「大学生クローズマーケット事業」を展開中だ。
被災地の女性へ「心の彩り」と「装う楽しさ」を届ける、「能登町応援、最新レディースアパレル無料プレゼント会!」をチェックしてみては。
■能登町応援、最新レディースアパレル無料プレゼント会!
日時:12月20日(土)10:00~15:00 ※無くなり次第終了
会場:能登町役場1階 第1会議室
住所:石川県鳳珠郡能登町宇出津ト字50
ディープサンクスHP:https://www.deepthanks.com
(yukari)